帰宅時に

家に無事に帰ってきたからといって油断せず、家に入るまでは気を抜かないで欲しい。
例えば、自分の家の前まで来た時、周囲になにか異常がないかチェックしてほしい。
ガスメーター周辺などになにかサインやマークが残されていることがある。これはマーキングといって空き巣やセールスマンが使うものである。
その家の住人に関する情報を自分だけにわかるように残しておくのだそうだ。
このようなマーキングが残っていると空き巣やセールスマンに目をつけられている可能性がある。見つけたら速やかに消しておくといいだろう。

また、郵便受けや玄関まわりの植木鉢などに動かしたような痕跡がないかどうかも目を配って欲しい。
空き巣が偵察しているときにこの辺りにカギが隠されていないかチェックするものである。動かした形跡があれば空き巣が下見にきている、そして一度は侵入を考えたということがわかる。

また、ドアスコープが外されていないかどうかも定期的にチェックするといい。ドアスコープは簡単に外れてしまうものがある。外れると中を覗き見することが可能だ。
また、いつの間にかドアスコープが別のものに変わっていて中を覗き見できるようなガラスに交換されてしまっているかもしれない。

家の中に入った時も、何か出る時と変わったところがないか、ちょっと意識するといい。
空き巣は時に侵入の痕跡を残さずに立ち去ることがあると言う。痕跡がないと住人は侵入されたり、ものを盗まれたことにも気がつかない。犯行の発覚が遅れて犯人検挙に繋がりづらくなるそうだ。

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